Red Bull Kart Fight 2014 Japan Finalが10月4日静岡県の富士スピードウェイ・ドリフトコースで開催され、東北地区代表の川福健太選手が優勝した。
3年目の開催となったRed Bull Kart Fight。今年はより多くの人々が挑戦できるよう、Japan Finalに向けた予選の規模を拡大。1次予選は全国の賛同施設で延べ3,837人が参加。477人が勝ち進んだ2次予選を通過した24人に、昨シーズンの世界チャンピオンを加えた計25名がJapan Finalに出場。なお、過去2回の日本代表が共に世界チャンピオンに輝いたことで、今シーズンは優勝者に加え2位にもWorld Finalへの出場権が与えられることが当日発表された。
2014 Japan Final戦いの舞台は富士スピードウェイのドリフトコース。誰もがはじめて走行となる未知のコースであるためレースは激戦が予想された。
今回は、スタンディング、ルマン、ローリングとスタート方法の異なるレース形式の予選を3回行いその順位をポイント化。ポイントの高い順に決勝レースのグリッドを決めるレースフォーマットが採用された。また、体重の一番重い人を基準にカートにウェイトを搭載、イコールコンディションによるレースとなった。
事前の予想通り予選は激戦となり、第1レースは九州代表の上室直浩選手、第2レースは東北代表の川福選手、第3レースは関東代表の小川颯太選手がそれぞれ優勝。3つのレースでウィナーが3名、各レース共に2位との差が全て0.2秒以内というハイレベルの戦いとなった。
決勝レースはポールポジションからスタートした川福選手を先頭に、6位からスタートした三笠雄一選手、2位スタートの上室選手、3位スタートの金沢太景選手が続いていく。この4台が先頭集団となり、5位以下を徐々に引き離してレースをリード。
レース中盤、スタートでやや出遅れた昨年のワールドチャンピオン久保誠選手も追い上げをみせ5位グループのトップに立つと、さらに上位を狙う勢いでラップを重ねる。中段グループ以降も各所で激しいバトルが展開され、ファイナルレースに相応しい見ごたえあるレースとなった。
最後は川福選手、三笠選手の順でチェッカーを受け、見事World Finalへのチケットを獲得。3位は最後までレースを大きく盛り上げた金沢選手となった。
■Red Bull Kart Fight 2014 Japan Final リザルト
【1位】川福 健太
周回:15
ベストタイム:37.709
【2位】三笠 雄一
周回:15
差:0.685
ベストタイム:37.591
【3位】金沢 太景
周回:15
差:0.793
ベストタイム:37.796
【4位】上室 直浩
周回:15
差:1.120
ベストタイム:37.510
【5位】久保 誠
周回:15
差:7.604
ベストタイム:37.905
【6位】藤井 亮輔
周回:15
差:7.747
ベストタイム:37.735
【7位】小川 颯太
周回:15
差:7.952
ベストタイム:37.778
【8位】親川 謙心
周回:15
差:8.084
ベストタイム:37.813
【9位】吉田 綜一郎
周回:15
差:8.508
ベストタイム:37.827
【10位】小辻 隼人
周回:15
差:8.812
ベストタイム:37.832
【11位】伊藤 栄晃
周回:15
差:8.765
ベストタイム:37.746
【12位】中野 淳
周回:15
差:8.869
ベストタイム:37.820
【13位】中村 洋司
周回:15
差:9.329
ベストタイム:37.881
【14位】植田 純
周回:15
差:11.292
ベストタイム:37.659
【15位】本目 有孝
周回:15
差:11.493
ベストタイム:37.856
【16位】島倉 世名
周回:15
差:11.732
ベストタイム:37.913
【17位】大石 徹
周回:15
差:14.712
ベストタイム:38.079
【18位】奥村 一修
周回:15
差:15.886
ベストタイム:37.898
【19位】藤原 慈
周回:15
差:16.498
ベストタイム:37.759
【20位】岡田 玲旺
周回:15
差:17.317
ベストタイム:38.062
【21位】栗本 喜里仁
周回:15
差:17.560
ベストタイム:37.961
【22位】開発 政隆
周回:15
差:20.779
ベストタイム:38.248
【23位】北村 豊一
周回:15
差:22.094
ベストタイム:38.287
【24位】古谷 悠河
周回:15
差:22.355
ベストタイム:38.222
【25位】石原 翼
周回:15
差:7.791
ベストタイム:37.701
※ -1周コース外走行